配当利回り
株価に対して、支払われる年間の配当金の割合を示す指標。
【数式】
配当利回り(%)=1株当たり配当金÷株価×100
例えば、現在株価が1000円で、配当が1株あたり20円であった場合
配当利回り=20円÷1000円×100=2%
計算式を見ればわかるように、株価が下がると必然的に配当利回りは高くなります。
上の例だと、株価が半値になった場合
配当利回り=20円÷500円=4%
つまり、配当利回りはチェックする日によって変化するということです。
なかには配当利回り30%(株価が大きく下がってるってこと)なんてところもありますが、そーいったところは今期の決算がガタガタだったり、問題を抱えている場合が多いです。
利益がしっかりだせていない場合、配当金を1株当たり20円支払う予定だったものが10円に減配されることもあります。
見るべきは、毎年キチンと利益が出せていて、しかも安定して配当金を支払っている実績があるかどうか?
をチェックすることです。
ただし急成長の企業については、利益を配当金として株主に還元するよりも、内部留保して自社の新規事業や、設備投資にまわしたほうが株価上昇につながり、おいしい思いをできる場合もあります。
自分の投資スタイルが、
- 多少リスクをとってでも急成長中の会社の株を安く買って、高値で売却するのか
- 株価変動リスクの少ない会社の株を買って、長期保有でインカムゲインを狙うのか
を決めてから投資に踏み切る必要があります。