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ウィリアム・オニール

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投資信託で100万ドル儲ける方法

最初に理解しておくべきは基本は、投資信託が大きな利益を生み出す場合、それはいつも幾度かの景気の波をじっとやり過ごした後だということである。

言い換えれば、投資信託から大きな利益を生み出す場合、10年〜15年以上の長期にわたってじっと腰をすえられる強い信念と忍耐力が必要だということである。

ウィリアム・オニールが最も強調したいといっているのは、投資信託から得る超特大の利益は
「長年にわたる再投資から生み出される」
ということだ。

投資信託への投資は、自分の人生と同じくらい長い目で見るべきである。


投資信託を買うということは、株式市場において自分の変わりに判断を下すプロの運用責任者を雇うのと同じである。

購入するファンドには、手数料や、信託報酬が発生するものが多い。
投資家の中にはこれらの費用を非常に気にする人がいるが、ここで支払う手数料は保険料や新車やスーツ、食料品などに上乗せされている利幅に比べれば、かなり低い水準である。
購入金額の1〜3%程度でプロの運用責任者を雇えると考えれば、決して高い金額ではないという考えだ。

簡単に億万長者になる方法

最近3〜5年間の実績を見て、すべてのファンドの中から運用成績上位25%に入った分散投資の国内グロース型ファンドを1種類選ぶ。
(ただし単一の業種例えば、エネルギーや電力、金などに特化しているファンドは除外する)
また、他の同種のファンドと比べた場合、そのファンドは直近12ヶ月以内に平均以上の成績を残しているものでなければならない。

深刻な不況に突入して新聞やテレビが暗い状況を伝えるたびに、ピークから25〜30%も下がったファンドを買い増さない手はないだろう。
忍耐することさえできれば、2〜3年以内に基準価額は急騰するはずである。

弱気相場がくるたびにファンドへの投資額を増やすことが賢明であることを忘れてはならない。

グロース型投資信託を購入する際は、自分はこれから訪れる3〜4回の弱気相場、つまり景気後退を積極的に耐え抜くのだという覚悟を最初にすべきである。


ファンドへの投資家が犯す5大ミス

  1. 最低限必要な10〜15年間、じっと待てないこと
  2. 投資信託の運用手数料や銘柄入れ替え率、分配金を心配すること
  3. 長期保有するつもりなのに。株式市場のニュースに一喜一憂すること
  4. 株式市場が悪化するとすぐに売ること
  5. 短期ですぐ自信喪失に陥ること

 

要約

投資信託で大金を稼ぐには、頭を使うのではなく、長期間持ち続けられることがたいていの場合カギとなる。
もし年率15%で長期運用が可能な国内分散投資のグロース型株式ファンドを1万ドルで購入したとすれば、複利と時間の魔法により次のような運用結果となる。

当初の5年間で 1万ドルが2万ドルに増加
次の5年間で 2万ドルが4万ドルに増加
次の5年間で 4万ドルが8万ドルに増加
次の5年間で 8万ドルが16万ドルに増加
次の5年間で 16万ドルが32万ドルに増加
次の5年間で 32万ドルが64万ドルに増加
次の5年間で 64万ドルが128万ドルに増加

その上、月々たった100〜200ドルを追加していき、長期にわたりそれが複利で運用されるとともに、そのファンドが弱気相場で一時的にピーク時より25%下落するたびに少しずつ買い増しを行うと仮定してみると、いったいどれだけの金額になるだろうか?

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