投資成果の77%を決めるものとは?
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「アセットアロケーション」
アセットアロケーションとは資産配分のことです。
過去におけるバブルの生成と崩壊の繰り返しは、学習したつもりでも同じようなことが何度も市場で繰り返されており、人間の行動にはそれほど変化が見られないのが事実のようです。
これら過去の成功と失敗を分析すると、
「株式、債券、その他の金融商品をどのような割合で保有するか」
の決定が投資判断の中で最も重要だということが判明したそうです。
「えっ?大切なのは銘柄選択や買うタイミングじゃないの?」
って思いますよね。(私は思っちゃいました)
アメリカにある世界最大のインデックス投資信託会社である「バンガード」が、過去40年間にわたるデータを分析した結果、
「株式、債券、他金融商品をどのような割合で保有するか」というアセットアロケーションの決定が、投資判断の中で最も重要な要素であることが判明したのです。
各調査対象ファンドの月次リターン差異の77%が、ファンドのアセットアロケーション方針の違いによるものと判断されたのです。
つまり、この結果から学ぶべきことは、長期投資の場合には、個々の銘柄選択や投資のタイミングを考えるよりも、アセットアロケーションを決めることに最も多くの時間を割くべきである、ということです。
1時間のかけて自分の全資産の運用を考えるとしたら・・・
・45分間 資産配分
・15分間 銘柄選択、投資タイミング
を考えるのが合理的だということです。
もっと具体的な例で言えば、「ソニーを買うか、松下電器を買うか、ということに悩む時間があったら、日本株の投資比率を30%にするか40%にするかということに時間を割くべき」ということです。
これは重要なことであるにも関わらず、個人投資家には考慮されないポイントなんだそうです。
当時スイング〜ポジショントレードをメインにやっていた管理人とまとにとっては目からウロコでした!