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成長株選別に重要な13項目

1.面白みのない、もしくは馬鹿げている社名であること

2.変わり映えのしない業務内容

退屈な名前の会社が退屈な業務を行っていればもっと結構である。
クラウン・コルク・アンド・シールは缶とビンの栓をつくっている。
これほどたいくつな名前がほかにあるだろうか?

3.感心しない業種

退屈なだけでなく感心しないような業務を行っていれば、さらに良い。
思わず肩をすくめたり、吐き気がしたり、顔を背けたりしたくなるようなのが理想的だ。
例えば、全国のガソリンスタンドに油で汚れた自動車部品の洗浄機を提供しているセイフティ・クリーン社などである。

4.分離独立した会社

大企業は独立させた部門が失敗することで評判に傷が付くことを恐れる。
そのため分離独立する会社は通常良好な財務内容を持ち、独立するに十分な供えを持っている。

ひとたび独立するや、新しい経営陣によって、コスト削減や新戦略の導入で収益性の向上を図ることができる。

5.機関投資家が保有せず、アナリストがフォローしない会社

6.悪い噂の出ている会社

7.気の滅入る会社

葬儀屋のマクドナルド版であるSCIなどである。
SCIは週に10回以上の葬式を行う葬儀屋だけを対象に、買収を繰り返していった。

8.無成長産業であること

9.ニッチ産業であること(ニッチ産業とは?)

10.買い続けなければならない商品

彼は玩具会社よりも、医薬品、ソフトドリンク、カミソリ、タバコのような会社に投資する。
玩具産業では、つくったものが一通りいきわたればそれで終わりである。
8ヶ月もたてば他社の作った人形に取って代わられてしまう。
安定した産業はいくらでもあるのに、こうした当たり外れのあるビジネスを選ぶことはない。

11.テクノロジーを使う側であること

値札の自動読取装置をつくる会社ではなく、その装置を導入したスーパーマーケットに投資すべきである。
その装置でコストが3%も削減できれば、そのスーパーの収益は倍増するだろう。

12.インサイダー(会社の内部関係者)たちが買う株

その会社の人間が自社株を買っているのは、その会社がうまくいっている何よりの証拠である。
経営陣が自社株を持っていれば、株主還元が第一主義になるが、雇われ重役では自分の給料向上しか考えない。

13.自社株買戻しを行っていること

自社株買戻しは企業が株主に報いる簡単で最良の方法である。
もし企業が自社の将来に自信があるのなら、投資家が株を買うように自分も自社の株を買って悪いはずがない。
自社株買いが行われると発行済み株式が減るので、1株あたりの価値が高まり、株価はマジックのように好転するというわけである。

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